猫の水皿の配置と選び方 おすすめ3選

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質問者

家の猫があまり水を飲んでくれないけど、どうしたらいいの?

質問者

猫の水皿って結局どれを購入したらいいの?

管理人

健康な猫に水を飲ませたかったら、これから紹介する方法を実践すれば、飲んでくれる可能性が高くなるよ!

結論だけ先にお話しすると、猫のよく歩く通り道2~4箇所に給水ポイントを作り、トイレから離れた場所に置く方法や、猫の種類によっては深皿や浅い皿で飲みやすさが変わったりするので、水の容器を変えてあげる方法をオススメします。

いぬのきもち・ねこのきもち
目次

そもそも猫ってどのくらい水を飲むの?

水を飲む量

結論からお伝えすると、猫の1日の水の摂取量は体重1kgに対して、約50ml~60ml程度と言われています。
ですので、体重3kg程度の猫の場合はだいたい、150ml~180ml程度の水を飲むと言われております。


「意外と少ないんだな」と感じた方も多いと思いますが、猫は基本的に水を飲む量は少ない動物なのです。
猫の祖先は砂漠地帯に住んでいたということもあり、その名残で少量の水しか飲まない猫が多いそうです。

健康面から見てなるべく水をたくさんあげた方が良い理由

上記で伝えた通り、名残からあまり水を多くは飲みませんが健康面の観点から、便秘予防や尿路結石症予防、熱中症対策として、なるべく水を取りやすい環境づくりが大切と言えます。
飼い主さんの気遣いで愛猫が健康に過ごすことができるので、できる限りのサポートしてあげましょう!

上記のことから、基本的にはたくさん水を摂取しない猫ですが、以下の内容に当てはまるようでしたら、自宅で飼われている猫を注意深く見てあげる必要があるかもしれません。
あまりに極端な変化の場合は慢性腎不全などの病気という可能性もある為、早いうちに一度動物病院を受診することをお勧めします。

  • 飼っている猫が、最近今までよりも水を飲まなくなったように感じる方。
  • 上記とは逆に最近になって急に水を飲む量が増えたと感じる方。

猫の水を飲む習慣を利用しよう!

飲ませてあげる方法①

この記事を読んでくれている方は、愛猫が健康に過ごせるように頻繁に飲ませる方法を探してこの記事に辿り着いたと思います。
記事の最初の方にも書いている通り、水を飲ませる方法としてオススメな方法は給水スポットをたくさん用意するという方法です。
猫は気が向いた時に近くにある綺麗な水を飲もうとするので、猫のお気に入りスポットの近くなどに水飲み場を設置することでよく飲むようになってくれます。

飲ませてあげる方法②

もう1つの方法は、猫が飲みやすい給水器を用意してあげることです。
当たり前のように聞こえるかと思いますが、猫の種類によっては鼻が短かったりすることで、深い容器ではうまく水が飲み辛かったり、そもそも水の飲み方があまり上手ではない子もいる為、容器選びはとても大切と言えます。
※実際にうちで飼っていた愛猫は水を飲むのが上手ではなかった為、顎をひたして水を飲んでいました。

ですので、記事を読んでいただいている方の愛猫が、あまり水を飲まないということでしたら、上記の方法を試して一番飲みやすい容器を探してみてはいかがでしょうか?

容器の種類や、容器ごとのメリット・デメリットは下記に記載しておりますので、確認した上でご購入を検討してみてはいかがでしょうか?


猫用給水器の種類

シンプルなメモリ付き深皿タイプ

給水器_1

メリット①… 当たり前のことですが、メモリがあることで、猫がどのぐらい水を飲んでくれたかが一目瞭然です。
メリット②… また、皿を手で引っ掻く猫でも、重量があり動かしづらいので、水がこぼれにくいです。

デメリット①… 水に猫の毛が入ったり、衛生的に清潔な状態を保つ為、1日1〜2回は水の交換が必要(理想的)です。


デメリット②… 猫の多頭飼いをしていると、1匹の猫がどのくらい水を飲んだかが分かりづらい。

メモリ無しの浅いタイプ

給水器_2

メリット①… 飲み口が浅くなっている為、鼻の短い猫や水を飲むのが苦手な顎を浸してしまう猫でも飲みやすい形状になっている。
 
メリット②… 首をほぼ下げずに水を飲むことが出来る為、猫が水を飲みやすく、安定性がありひっくり返されにくいです。

デメリット①… 器が浅い為、水が多く入らないので、よく水を飲む猫の場合は水の減りがとても早いです。
特に多頭買の方には不向きかもしれません。

デメリット②… メモリ付きの深皿タイプ同様、毛が入ってしまったり、
水の交換頻度によっては菌の繁殖などが考えられます。

※管理人調べですが、斜めのメモリ付きタイプは商品数があまり無いようでした。

フィルター付き循環濾過タイプ

給水器_3

メリット①… 常に水が循環・濾過されている為、比較的清潔な衛生状態を保てる。

メリット②… 形状にもよりますが、噴水のように水が出て斜めの傾斜がある為、顎を浸してしまう猫や、鼻が短い猫でも比較的飲みやすい形となっている。

デメリット①… 月に1回程度の定期的なフィルター交換が必要なので、その分フィルター代などのコストがかかってしまう。

デメリット②… 水の交換時、一度上のカバーを外したり、濾過器のモーター周りの掃除が必要な為、掃除の手間がかかってしまう。(分解は4〜5パーツ程度なので難しい作業では無いです。)

猫の種類や性格に合わせて水皿を使い分けよう

猫の性格ごとに使い分けてみよう

始めに、性格による使い分けについてで説明します。
猫は性格にもよりますが、基本的に綺麗好きな生き物なのでトイレ近くにある水飲み場は敬遠してしまったりする子もいると聞きます。
また、猫はご飯などを食べる際にも、匂いで食べるか食べないかを判断するほど匂いに敏感な生き物です。
ですので、水もなるべく頻繁に交換してあげたり、循環するタイプの給水器を使うことで常に綺麗な水を飲ませてあげることが出来るので、綺麗好きな猫ちゃんには循環タイプの給水器をオススメしたいです。

他にも、あまり動きたがらない猫なども、めんどくさいという理由からなかなか飲まない子もいたりするので、近く水飲み場を設置してあげると良いでしょう。

猫種ごとに使い分けてみよう

次に、猫の種類に合わせた容器の選び方です。エキゾチックやブリティッシュ、ペルシャなどは他の猫種よりも鼻が短い為、深皿だと飲みづらそうな印象です。

こういった愛猫に対しては、噴水の様に水が出るタイプの給水器や高さのある浅めの水皿などを使用してあげると良いでしょう。

また、給水器だけでなく、ご飯の際にも言えることですが、器の位置が低すぎたりする事で吐き戻しの原因にもなる為、愛猫に合わせた高さの容器やステップ(台)を使ってあげましょう。

まとめ

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

最後にまとめとなりますが、1番大切な事は愛猫の体の大きさに合わせた器を使ってあげる事で、水を飲みやすくなり、結果として病気の予防に繋がると言えます。

管理人はノルウェージャン・フォレストキャットとラグドールの大型種を飼っていますが、個人的なオススメの給水器はメモリ付きの物か循環タイプの物です。

最近購入した循環タイプの給水器に関しては1日1回の水交換で清潔なお水を飲ませてあげられるのでとてもおすすめです。

皆さんも愛猫のためにキャットライフを充実させてあげましょう!

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