猫砂・猫トイレってどれがいいの?メリット・デメリット

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質問者

猫のトイレ砂や猫トイレって紙タイプや鉱物タイプ、システムトイレなどの種類があってどれがいいのかわからない。

質問者

猫砂のコスパが良いものってどれ?

管理人

猫砂のおすすめは以下の理由で鉱物砂かシステムトイレがおすすめだよ!

結論は、鉱物砂かシステムトイレがおすすめです。
鉱物砂がおすすめの理由は掃除が楽で消臭効果が高くコスパが良い点がメリットだからです。
システムトイレは猫の目線で考えた時の衛生面を綺麗な状態で保てるのでおすすめです。
デメリットなどもあるので以下の記事内でご紹介してます。

いぬのきもち・ねこのきもち
目次

猫のトイレ頻度は?

猫のトイレ頻度は1日に1〜3回程度です。
より、詳細にオシッコとウンチの回数で分けるとオシッコの回数が1日で約1〜3回程度で、ウンチの回数が約0〜2回程度と言われています。
トイレの回数がある1日だけ1〜2回程度前後することは問題ありませんが、毎日トイレ回数が多かったり少なかったりする場合は、何らかの病気が疑われるので一度動物病院の受診をオススメします。

猫のトイレから分かること

毎日綺麗にしてあげている猫トイレで、猫を飼う上で作業になってしまっている方もいるかもしれませんが、実は猫のトイレからは愛猫の健康状態など、多くのこと知ることができます。

猫のおしっこから分かる健康状態

まず1つ目は猫のオシッコの色から読み取れる健康状態をお伝えします。
健康状態が正常な猫は基本的に濃い黄色のオシッコをします。
これが茶色っぽくなってきたり、赤くなり血尿になってくると尿路結石症や膀胱炎など何らかの病気を発症している可能性があります。
逆に、色が薄かったり、透明になった際は、腎臓の病気になっている可能性がありますので、こちらの場合も迷わず病院へ連れて行ってあげましょう。

ポイント
※病院へ行く際、猫の尿管へ細い管を入れて採尿するので、猫にストレスなどの負担をかけないためにも、紙コップやスポイトなどで一定量の採尿を自宅でして行くことをオススメします。
実体験ですが、上記の方法で金銭的にも多少抑えられるのでオススメです。

猫のウンチから分かる健康状態

次に猫のウンチから分かる健康状態についてです。
まずは、正常な状態についてですが、猫のウンチは基本的に色は茶色く、適度な水分が含まれていてツヤがかっていれば正常と言えます。食事によって多少色が変わる場合はあります。
しかし、病気になってしまった猫の場合だと、ウンチが赤黒くなったり、黒っぽくなったりします。
排泄し終わった後にすぐに見てあげて、もしも水分っぽさが感じられなかったり、色が上記のように濃い場合などは直腸や肛門などが何らかの病気になり、出血していたり、便秘になっている可能性があるので病院へ連れて行ってあげましょう。

管理人は獣医師というわけでは無いので、専門的な明記は控えさせていただきます。
愛猫の健康状態がおかしいと思った際には、すぐに病院の受診をオススメいたします。

猫のトイレってどんなものがあるの?

猫のトイレには基本的に以下の3タイプがあります。
愛猫の好みや消臭効果などを見比べて、一番あっている物を選んであげましょう。
以下では各猫砂のタイプごとにメリットとデメリットなどをお伝えしているので、参考にしてみてください。

紙製タイプ

紙製タイプのメリット

紙製タイプのメリットは瞬時に固まる点と、白色の猫砂の色が水色に変わる為オシッコをした場所が分かりやすく、排泄物からの健康状態が読み取りやすいというメリットがあります。
また、粒が大きい為、猫の足に付きづらく周りが砂まみれになることも減る点もメリットと言えるでしょう。

紙製タイプのデメリット

猫砂の汚れた一部の掃除ではなく、全て交換する際にトレーの底にオシッコで紙が溶けた際のヌメりが付着しているので、底部分の掃除が大変という点です。
他にも、紙製タイプ単体での消臭効果は弱かったり、または無かったりする商品が多いので、場合によっては追加で消臭のビーズを購入する必要があるので、何気にコストがかかってしまします。

鉱物砂タイプ

鉱物砂タイプのメリット

瞬時に固まる点と紙製以上に消臭効果が強い点が挙げられます。瞬時に固まるという点では紙製タイプと同様ですが、紙製タイプよりもガッチリ固まるので、掃除は比較的簡単です。また、紙製タイプよりも消臭効果がある為、追加で消臭ビーズなどを買う必要も無いのでオススメ出来ます。

鉱物砂タイプのデメリット

粒が小さく猫の足に付着して散らかりやすい点や砂埃が舞いやすいなどが挙げられます。
他にも、ベントナイトと呼ばれる成分が入っているものは燃えるゴミに出せないと言ったデメリットもあります。
また、猫の性格などにもよりますが、鉱物砂を愛猫が食べてしまう場合があるので注意が必要です。猫砂自体は少量食べても健康に問題無いと言われていますが、あまり大量に食べる癖がある猫を飼っている場合は粒の大きい猫砂か、システムトイレを使用する事をオススメします。

システムトイレ(すのこタイプと自動タイプについて)

ここでは上の段がスノコ、下の段がトレーになっている二層構造になっているタイプと自動タイプの違いについてご説明します。

スノコタイプのシステムトイレのメリット

すのこタイプのシステムトイレはニオイが広がりにくく、毎日の排泄処理が簡単という点がメリットです。
上段のすのこには猫砂を、下の段のトレーにはペットシートを敷くことでオシッコは下の段のシートに吸収される仕組みになっています。
上の段の猫砂は、オシッコで固まらないようになっている為、毎日の掃除は基本的にウンチの処理だけとなります。
また、下の段にあるペットシートは消臭効果も高い為、週に1回程度の交換で済みますので、通常のトレータイプよりも掃除が格段に楽になります。

スノコタイプのシステムトイレのデメリット

すのこタイプのデメリットは猫砂(チップ)とペットシートはシステムトイレ専用を買わないといけない点と、これから交換する方の場合は、システムトイレそのものを購入する必要がある為、初期費用が高くなってしまうというデメリットが挙げられます。
ただし、1週間に1回の交換で済む商品を使ったり、費用の安いチップを使うことで猫砂だけの時より費用が抑えられる場合もあります。
システムトイレの価格は目安として3000円〜6000円程度で猫砂は使い方にもよりますが、毎月3000円程度です。(1匹の場合)

自動システムトイレのメリット

システムトイレは消臭効果も高く衛生的に比較的清潔に保てます。また、最新のシステムトイレは自動でウンチなどで汚れて固まった砂を回収する機能が付いていたり、体重測定やトイレの回数、トイレの滞在時間などを記録してくれる製品もあるので猫の健康面の管理をする事にとても優れている点がメリットです。

自動システムトイレのデメリット

デメリットですが、初めて購入する際などに費用が高い点がデメリットと言えます。上記の機能性を考えると妥当な価格とも言えますが、多機能なゆえに購入に失敗してしまうと損失が大きいので購入時はよくリサーチをする必要があります。
一般的な価格の目安としては通常のシステムトイレは1万円〜3万円程度で、自動システムトイレは3万円〜10万円程度と、価格に開きがあります。
次に自動で排泄物を一箇所に回収してくれる便利機能ですが、「血尿」や「下痢」をしていても気づかずに見逃してしまうなど、裏目に出てしまうこともあるので注意が必要です。
自動システムトイレのもう一つデメリットが停電時の充電切れです。
自動システムトイレの中には常時電源を必要とするタイプもあるので、停電時などの非常時の心配する方は充電タイプを購入しておきましょう。

コスパで考えた時のトイレ砂でおすすめは?

猫砂をコスパ面で見ると、鉱物砂が最も安く使用することができます。
紙製タイプもコスト面で見ると良いのですが、消臭効果が弱かったり、掃除の際に猫トイレの容器に紙の粉がついてヌルヌルするといった面がある為、今回は鉱物タイプを1番とさせていただきました。
鉱物タイプの猫砂は消臭効果も強く、少量でオシッコを大量に吸収しているので掃除をする際にも部分的に取ればいいだけなのでとても楽です。

鉱物タイプにも1点デメリットがあり、紙製タイプよりも粒の小さい鉱物砂は、猫の足に付きやすくトイレ周りが砂まみれになりやすいのでこまめな掃除が必要となってしまいます。
トイレ周りにマットなどを置くことで解決できるとは思います。

管理人の家の話ですが、2頭飼いで1ヶ月の費用は、紙製の金額が7ℓ×6袋入りで約3500円程度に対して、鉱物砂は5ℓ×4袋入りで2500円程度でした。

衛生面で見た時のおすすめは?

猫砂を衛生面で見た時に一番衛生的と言えるのはシステムトイレだと言えます。
システムトイレは、二層構造となっており、上のスノコ状になっている部分には猫のウンチが残り、オシッコはスノコの下にあるペットシートに吸い取られる仕組みになっています。

また、近年では自動型のシステムトイレも流行っており、こちらに関しては固まった砂なども自動でシステムトイレの別スペースに回収される仕様となっており、猫が排泄物を踏んだりすることなく常に衛生的な状態を保てます。
他にも猫のトイレ回数や体重などもトイレに入ったついでに測定して、飼い主がスマホでチェック出来る至れり尽くせりな機能もついていたりするので、とてもオススメです。

自動型のシステムトイレは初期費用こそ高いですが1〜2年の保証など手厚い商品も多かったり、サブスクリプションで使用できる商品もあります。
普段の掃除の手間も減り、愛猫も飼い主も快適に過ごせると思うので是非一度使用してみてください。


猫のトイレ砂を使う際の注意点

上記でご説明した、システムトイレ以外の猫砂を使う際の注意点ですが、砂や紙製ペレットから粉が出てしまう点が注意点です。
猫も粉塵を吸ってしまいくしゃみなどしますが、人間側にも影響がある場合があります。
猫のトイレ掃除をした後に粉塵を吸ってしまうと、目が痒くなったりくしゃみが出るようになったり、ひどい場合には発疹が出る人もいるそうです。
上記のことから、猫にも配慮をしなければなりませんが、人にも影響が出てしまう場合があるので気をつけましょう。

まとめ

猫トイレは使用する砂や、トイレそのものの種類で人から見ても猫から見ても快適、便利具合が格段に変わります。
一般のトレータイプのトイレを使用する場合では鉱物タイプの猫砂がおすすめで、トイレの形そのもので見るとシステムトイレが猫トイレの中ではおすすめだと言えます。

何匹猫を飼っているかや、猫の性格によって自動式が苦手な子もいると思いますので、飼育している猫の性格や頭数、体のサイズなどに合わせて最適な猫トイレを選んであげましょう。

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